● エンバーミングの歴史
亡くなった方を生前の姿のままで残したい…。 そうした想いは古代エジプトまで遡ります。
エンバーミングが広まったきっかけはアメリカの南北戦争。
戦死者を遺族のもとへ帰すためでした。欧米では良く知られた技術で、マリリン・モンローやマイケル・ジャクソン、ケネディ元大統領など多くの著名人がエンバーミングを行っています。
● 死化粧や湯灌との違い
死化粧や湯灌は、故人の顔色、装いなど表面だけを整えるもの。
一方エンバーミングは、ご遺体の乾燥、やつれ、損傷などを修復し、出来る限り生前のお姿や安らかな表情に整えることを目的とするものです。
生前に近いお姿で
長い闘病生活でやつれたお顔をふっくらと整えたり、事故で傷ついた部分を目立たなくしたりと、元気だった頃に近い姿に修復を行います。
また、お化粧や思い出の服に着替える等、ご遺族のご要望に細やかにお応えいたします。
ドライアイスが不要
ご遺体の変化を抑え、長時間、衛生的にご遺体を保全できます。
時間を気にせず、ゆとりを持って葬儀の日程をご調整ください。
寄り添ってお別れ
亡くなった方が感染症を持っておられる場合でも、衛生的で安全な状態になりますので、ご遺族やご会葬の皆様にも安心して故人に寄り添い、触れてのお別れが可能です。
寝台車でご遺体をエンバーミングセンターに搬送します。
ご遺体の洗浄・消毒・洗顔・洗髪などを行います。
保全液を入れるなど、エンバーマーがご遺体に施術を行います。
施術後、ご遺体を綺麗にして故人愛用の服装などに着替えます。
髪型を綺麗に整え、化粧を施すなどして表情をさらに整えます。
ご遺体をご自宅や葬儀式場へ搬送します。
公益社では海外への移送も行っております。
在日外国人や来日観光客が亡くなられ、故人様を母国へ航空機等で移送する際、エンバーミングを法律化している国や航空会社があります。
海外からのご遺体の受け入れ、及び海外への移送など、ご遺体の空輸送還に関わる一切の業務をお手伝いいたします。
※ご遺体の状況により、ご要望に添えない場合がありますので予めご了承ください。