病院や施設では死因がはっきりしているので、ご遺体の処置(清拭)が終わると帰宅という流れになります。
病院からご自宅あるいは葬儀会館までご遺体の搬送のために寝台自動車を手配する必要がありますので、まずは公益社へご連絡ください。
ご自宅で亡くなられた場合は、かかりつけの医師を呼び(死亡)診断が必要です。
医師の検死が終わるまでは遺体に触れることはできませんので、検死が終わった後で当社にてご遺体の処置(清拭)や枕元のご準備にお伺いさせていただきます。
なお、突然死や長く医師にかかっていない方が亡くなられた場合は、自然死であっても警察の嘱託医による検案が必要です。
警察署がご遺体を一旦引き取る場合もありますので、その際は当社にて警察署までご遺体のお引取りに伺わせていただきます。
ご遺体の状態やお家の事情、移動距離等にもよりますが、霊柩寝台車を使って陸路での搬送が一般的です。
遠方の場合は飛行機による空輸も可能ですので当社までお問い合わせください。
通常、現地の警察や病院から大使館や総領事館などの在外公官へ連絡が入り、その後外務省を経由して、日本の家族に連絡が入ります。
搬送までの手続きは、在外公官や保険会社とのやり取りになりますが、空港到着後からの受け入れなど段取りも必要ですので当社までご連絡ください。
ご指定の場所に到着後、仏式の場合は北枕か西枕にご安置させていただきます。
枕元に白木の机とお膳・仏具を置いた枕飾りを用意します。
精進の食事を供え灯明線香をあげます。
棚の戸を閉め、半紙を張ります。
お仏壇の戸に関しては、一度お寺様にお尋ねください。